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CROSS TALK

CROSS TALK
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「CoP」とは、「Community of Practice」の略で、全社横断・現場主体の技術実践サークルです。
テーマ(クラウド、AI、ビックデータ等)ごとに、社員が一技術者として部署の垣根や上下の関係を越えて協力し、熱意をもって主体的に活動しています。
実践するための環境を自分たちで構築し、先端的な技術に関する知識・スキルを向上、 さらに、実際のプロジェクトやビジネスへの適用検討・検証・フィードバックを行うことで、お客さまに提供するサービスの高度化を目指しています。







BA・アジャイルメンバー
-プロフィール-



K.S.

理工学部出身
2011年入社

S.M.

法学部出身
2015年入社

K.A.

理工学部出身
2017年入社









まるで部活!会社のバックアップ受けながら好きなテーマ学んでスキルアップ


「BA」「アジャイル」「デザイン思考」からテーマ選びオンラインで勉強会

発言1

K.S.

CoPは、普段の業務とは離れたスキルを学びながら皆でディスカッションし、現場の業務に活かしたり、新しい技術を発見したりしようという取組みです。いわば部活ですね。
7つ存在するCoPのうち、私たちが所属しているBA・アジャイルCoPには「BA(Business Analysis)」、「アジャイル」、「デザイン思考」の3つのテーマがあります。メンバーは各々好きなテーマに参加し、主にオンラインで集まって勉強会を行うというのが基本の活動です。
私は「デザイン思考」について勉強しています。ユーザーの要望にそのまま応えるだけでなく、「お客さまが本当に困っていることは何か」を見極め、要件に落とし込めるようになれば、より価値の高い仕事ができますから。ユーザーの本質的なニーズを発見・解決する「デザイン思考」はまさにピッタリでした。

発言1

S.M.

私の参加テーマは「アジャイル」「BA」「デザイン思考」です。「アジャイル」について言えば、普段現場でアジャイル開発を実践しているので、そこから得たナレッジをチームメンバーに提供していますね。Web上に他社の事例が転がっているので、それを見ながら組織にどう活かせるか議論を交わすことも少なくありません。
CoPに参加した理由は2つ。一つは、先にお話しした通り、現場で培ったナレッジを発信できると考えたから。もう一つは、いま社会的にあらゆる領域でアジリティが必要とされているため、改めてアジャイルについて学びたかったからです。

発言1

K.A.

私は「BA」に参加しています。2021年に大和総研へ出向後、BA推進チームに配属されたのですが、今年BA・アジャイルCoPが発足したタイミングで「参加しないか」とお声がけいただきまして。BAの有識者が全くいない状況でしたので、私が講師のような形で参加メンバーに教えながら、テキスト片手に皆で知識体系(BABOK)を学んでいます。

参加メンバーは社歴から勤務地までバラバラ。
同僚の意外な一面見ることも

発言1

K.S.

BA・アジャイルCoPの参加者は現在約15名。1年目の新人から勤続20年以上のベテランまで、社歴も所属も勤務地もバラバラです。やる気さえあれば誰でも参加できますし、業務との兼ね合いで都合が悪ければ休んでも構いません。業務ではありませんので、ゆるく長く続けられるスタイルです。


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発言1

S.M.

仕事と同じく残業代もつけてOK。ですが、あくまでトップダウンではなくボトムアップで進められます。と言いつつ、K.S.さんは残業を全くしないですよね。

発言1

K.S.

私は子どもと触れ合いたいので、すぐ帰る人です。部下に「絶対残業しない」と身体で示す上司でもあります(笑)。

発言1

K.A.

S.M.さんは以前部署が同じだったので、今でも一緒に食事をしたり遊びに行ったりする仲なのですが、K.S.さんとはCoPを通じて初めて知り合いました。はじめはチャットだけのやりとりだったので、どんな人なのか分からなくて。

発言

K.S.

どんな人だと思ってた?

発言1

K.A.

や、ちょっとビクビクしてましたよ(笑)。今の業務では関わっていなくても、今後一緒に仕事をする機会があるかもしれませんし、その意味で顔が広がるのもCoPのメリットですよね。

発言

K.S.

仕事モードとはまた違う同僚の意外な一面が見られるのも面白いよね。「あの人、普段の業務は渋々やってるのに、CoPだと盛り上げ役になって自発的に資料を作ってくれるな」みたいな。

発言1

S.M.

会社組織ってやっぱり部署という公式的な繋がりで構成されていて、基本的に縦割りじゃないですか。CoPでは非公式な横の繋がりを意識できますし、他の拠点、他の部署の人と常に一緒にいるような感覚でコミュニケーションを取れるのが一番楽しいです。やる気のある新人とも交流できて刺激になりますしね。
「アジャイル」の他のメンバーも現場でアジャイルを実践しているので、その方々の意見も聞けてシンプルに学びになります。


CoPを通じて、ユーザー同僚との向き合い方視点が変わった

発言

S.M.

「アジャイル」で学んだ結果、お客さまや協力会社とのリレーションが良くなりました。
アジャイルの重要な考え方の一つに、ユーザーや協力会社との壁を取り払い、チーム一丸となって成果を出す「チームビルディング」があります。
これをベースに、難解な金融知識を学んでキャッチアップを図ろうと現場のお客さまとの勉強会を継続的にセッティングしたりしています。
ITでは、プログラミングや要件定義が仕事だと思われるかもしれません。ですが、究極的には顧客の自然言語をシステムに翻訳するまでの一連のコミュニケーションプロセスだと考えると、やはり「人間に向き合う」というのが大切だなと実感しました。その意味で、マインドも変わってきていますね。


発言1

K.A.

「BA」はまだ、参加メンバーに知識を理解してもらう学習のフェーズです。とはいえ、CoPを通じて私の中の引き出しが増えたのを感じています。
これまでは、ビジネスアナリストの立ち居振る舞いや動き方について議論する相手が、大和総研のBA推進チームのメンバーだけだったんです。でもCoPに参加してから、当社でもディスカッションできるようになりました。
私自身もまだ学びきれていないので、いずれ生まれてくるであろう有識者に逆に教わりたいなと思っています。


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発言

K.S.

私はCoPに参加して、視野が広がりました。普段働いていると、PDCAのように「悪いところがあったから改善しよう」「継ぎ足しで良くしていこう」と考える人が大半だと思います。
ですが、デザイン思考はもっと本質的な部分に目を向ける考え方。たとえば、エレベーターの中で待っている時間が長いと人はイライラしますよね。その場合、エレベーターの速度を上げてイライラを解消するのが普通の思考なのですが、デザイン思考では「待ち時間を長く感じるからイライラする」という点に着目します。
結果、鏡を取りつけて時間を短く感じるようにすれば、低予算で改善できます。そういう劇的な省エネのやり方もあるはずだと、新たな視点を得られたのは大きかったです。
「デザイン思考」のメンバーの中には「学んだテクニックを現場で使ってみたら、ユーザーから凄く感謝された」という人もいます。

「当たり前のように学び、社内発信していく」文化根付かせたい

発言

K.A.

今後も、BAに関して随時情報発信し、社内に啓蒙していきたいですね。
最終的なゴールは、当社でのビジネスアナリストの役割や働き方を確立すること。ビジネスアナリストは欧米だと専門職扱いで、「こういう仕事だ」と知られているのですが、日本ではBAの解釈がそもそも異なっているんです。
会社ごとにPMが担当していたり、コンサルタントが担当していたりとバラバラですので、社内でひとつの型が生まれたらいいなと思っています。


発言1

S.M.

そういうロールがあれば、売上に繋がる新たな価値を提供できるようになりますよね。
私も、社内プレゼン大会などを通じてアジャイル開発について社内で発信していきたいです。向き不向きも当然あるのですが、食わず嫌いでやっていないというケースが大半ですので。現場の課題感にマッチするような切り口で伝え、浸透させていけるよう工夫したいですね。

発言

K.S.

年次を重ねて仕事に慣れてくると、「新しいことを学ばなくても、なんとなく経験則でやっていける」という気持ちになってしまいます。だからこそ、当たり前のように勉強して発信していく文化が根付けば、よりよい会社になっていくと思います。
CoPは学びを得られるだけでなく、部活や大学のサークルのようにのびのびとした横の繋がりもできる。そこが良いですね。


発言1

K.A.

希望のテーマがなければ、新しくCoPを発足させることもできますしね。

発言

S.M.

小さい頃、転びながら自転車に乗れるようになった経験が誰にでもあると思います。そのように、学んだ新しい技術を会社のバックアップを受けながら安全な場で試せるので、挑戦しやすいのではないでしょうか。是非、皆さんもCoPに参加してほしいと思います!


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